こんな人が書いてるブログです。

こんな奥深いところまで訪ねていただき、本当にありがとうございます。

→ ブログ名の由来・運営ポリシーは、こちら

まずは、僕がどんなビジネスを展開しているのか、何をして稼いでいるのか、簡単にお伝えいたします。

 

僕は、元IT企業の幹部社員でしたが、2012年3月にネットビジネスを知り、2016年4月にアフィリエイト事業を専業化して今に至ります。

 

現在は、アフィリエイトを事業の中心に据えて、中小企業向けにインターネットを活用したウェブマーケティングを教えて集客の手伝いをしたり、

 

これからネットビジネスを始めようとしている個人に向けた支援を行ったりしています。

 

まぁ、あなたは、が、アラフィフの元IT企業の幹部社員だとか、

 

ひとつ年下の妻&中2になる娘と千葉の片田舎に住んでいるとか、

 

近所でも評判の美人で気立ての良い妻じゃなくヨークシャーテリア♀11才を飼っているとか、

 

かつてライブでレンガ色のギターを使っていたから「BRICK」(ブリック)と呼ばれてるとか、

 

今も毎晩のように行きつけのライブハウスに出没しているとか、

 

そんなことには、1mmも興味が無いと思いますので、軽くスルーしていただければと思います。

 

 

2017年 春

僕は、ヨークシャーテリアという犬種の犬を飼っています。

名まえを「ラム」といいます。今年11歳になる女の子です。

 

まだ会社員だったころ、僕がどんなに遅く帰宅しても、
玄関の鍵を開ける音を聞きつけると、
短い尾っぽをブンブン振って、僕を迎えてくれるそれはそれはカワイイわんこです。
(ちなみに、妻と娘は爆睡中w)

ラムには、5年前までお姉さんがいました。

 

トイプードルという犬種で、名前はポー
5年前、15才であちらの世界へ旅立って行きました。

2012年 夏 ある日のできごと

当時、僕は名もないIT系中小企業の幹部社員で、あるプロジェクトのリーダーをしていました。


プロジェクトの納期が迫っていたこともあり、
毎日終電近くまで残業で、家族と顔を合わせることも
できないほど激務な日々が続いていました。


当時、既に年老いていたポーは、足腰が弱っているところに
白内障という病気を併発してしまい、妻の介抱がなければ
自分ではほとんどなにもできないような状態でした。


自分で自分のご飯も食べられないしトイレにもいけない。


ちょっと前まで散歩に行って嬉しそうに駆け回っていたのが
遥か遠い昔のことのように感じられました。


それが、今ではわずか50センチ先にあるトイレにすら自力では辿り着けないのです。


僕も妻も娘も、そんな健気な姿を目にするたびに

「もう、そんなに頑張らなくてもいいから」

「もういいよ、そんなに無理しないでいいよ」

と胸が張り裂けそうになる思いでした。


娘が生まれる前からずっと一緒に暮らしていたので、
妻と僕にとっては我が子同然、娘にとってもお姉さん同然です。


家族の誰も決して口にはしませんでしたが、
ポーの命の灯が消えかかってることを嫌でも感じていました。


今思えば、あの日、うすうす感じていたかもしれません。


「もう生きている彼女に会うことはできないかもしれない」と。


ですが、会社員の僕は、その日も普段通り家を出て普通に職場に向かいました。

 

心の中のどこかで「今日も帰宅すれば彼女はいてくれる」
そんな思い、というか願いのようなものもあったように思います。

 

それは音もなくやってくる・・・

その日の夕方5時頃、仕事が一区切り付いたので、
煙草ルームで煙草に火をつけた時、妻から携帯メールが送られてきました。

 

「ポーの容態が急変して、今、病院にいます、
先生が言うには、今日いっぱい持つかどうか・・・
本当に今夜が最後になってしまうかも。
あなた、なんとかスグに帰って来れない?」

そのメールを読んで、妻が悲嘆に暮れてうちひしがれているようすが浮かびあがりました。

同時に、ポーと過ごした15年の記憶が一気に蘇り、走馬灯のように駆け抜けていきました。


うちに来たばかりの頃は、僕が愛用しているコーヒーカップにすっぽり入ってしまうほど小さかったポー。

娘と初めて会ったときの戸惑ってるような、なんとも不思議そうな表情・・・

草原でうれしそうに飛び跳ねながら元気に駆けまわっていたポー。

娘の成長をいつも間近で見ていてくれたポー・・・

「最後は絶対に一緒にいてあげたい…」

ポーが年をとって弱っていくに連れ、いつの頃からかそう考えていました。

そして、今、まさにその瞬間が訪れようとしているのです。

しかし、そんな思いをかき消すように、残っている仕事のことが頭をよぎりました。

ここまで来て、納品準備の最終テストに僕がいないわけにはいかない、

同僚に迷惑がかかってしまうし、お客様にも迷惑はかけられない

妻や娘のことならまだしも、犬のことで抜けるなんて許されるのか?

 

1時間後、、、

 

僕は、納品に向けた最終テストをやっていました。

 

15年連れ添った『ポーの最後を看取る』ことではなく、僕は『仕事』を選んでしまったのです。

 

同僚に迷惑がかかる、といえば聞こえはいいかも知れませんが、
実際のところ、自分がみんなから咎められるのを避けたかっただけです。


「いやぁ、そんな簡単に生き物が死ぬはずがない、
帰れば、きっといつものように彼女はいるはず…」


そういう思いが心のどこかにあったのも事実です。


そして普通に納品準備のテストをはじめてから3時間後、
再び煙草ルームで携帯を確認すると、妻からメールが入っていました。

 

短くて重いことば

そのメールには、


・・





「ポーちゃん、旅立ちました」

たった一言、そう書かれていました。

それを読んだ瞬間、僕の頭はまっ白になり、
目の前の景色が消え失せ、周囲の音が全く聞こえなくなりました。


血の気が引くというのは、こういうことを言うのでしょう。


煙草ルームにどれほど立ち尽くしていたか分かりませんが、
ようやく我に返り、同僚に「愛犬が死んだので帰る」と伝え職場を飛び出しました。


その日、どうやって帰宅したのか全く覚えていません。

とにかく、なにも考えられなかった。

その時、どんな感情を抱いていたかすら記憶にないのです。

家に帰ると、ひんやりした重たい空気が家じゅうに漂っていました。

家中がガランと静まり返っていて、晩夏だと言うのにうすら寒く感じました。

今だかつて経験したことのない虚無感。

ポーは、リビングのベッドに横たわっていました。


妻も娘もポーのカラダを撫ぜながら、むせび泣いています。
ずっと泣き続けていたのでしょう、ふたりとも目が真っ赤でまぶたが腫れあがっています。


ラムも、わかるのですね。
いつもの明るいラムとは打って変わって、妻のヒザの上で、悲しそうな表情を浮かべながらひっそりしています。


ポーは、僕が名前で呼びかけても、もう駆け寄ってきてはくれません。
もう二度と呼びかけに応じてくれることはありません。

どんなにカラダを撫ぜたって、もう尾っぽを振って喜んではくれません。
カジカジと甘噛みすることもありません。


ポーは、とても寂しがり屋でした。


まだ元気だった頃でさえ、僕達が出かける時は
寂しそうな顔して、いつまでも鳴いていました。


寝るときだって、いつも妻の首に小さなお腹をピタッと
くっつけて寝ていました。


いっつも誰かにかまってもらえないと寂しがって、
どこにでも付いてきたがるし、留守番が何より嫌いでした。


足の自由が利かなくなって、後追いすることが
ままならなってからは、いつまでも悲しそうに鳴いていました。


「なんで私を置いて行くの?」
「私も連れてって」
「私も家族だよね?私を置いて行かないで」

僕には、そんなふうに聞こえました。


そんな大切なポーの最後を僕は看取ることができませんでした。


生あるものは、いつか死にます。

親も、妻も、そして自分も必ず死にます。

どんなに嫌だと言っても、必ず終わりはやってきます。

こんな当たり前のことを、みんなあえて胸の奥底にしまい込んで生きてるわけです。

犬は、ドッグイヤーとも言われるように、人間の何倍ものスピードで年を取っていきます。

それこそ、あっ、という間に僕たち人間の年齢を超えて、先に逝ってしまいます。

そんなことはポーと、初めて会ったときから分かっていたことです。


だけど、その時が来ても、やっぱり絶対に認めたくなかった…

認めたくなくても、その時は確実に訪れます。

そして、どうしようもないほど強烈な喪失感をもたらすのです。

 

長い夜

その日の夜は、親戚達も訪ねて来てくれて、ポーと最後の夜を過ごしました。

時間を巻き戻せるなら・・・ 数時間でいいから戻して欲しい。

そんなバカげたことを真剣に考えていました。

結局、妻も娘も僕も一睡もしないまま、夜を明かしました。

翌日、彼女は、大好きだったハート型のぬいぐるみと色とりどりの花に包まれて、
15年間僕達と一緒に暮らしたこの家を後にしました。


「さようなら」


そんな短いひとことすら声にできませんでした。


ポーが逝ってしまった…

彼女は逝ってしまったけど、時の流れは止まりません。

彼女を送り出して、気持ちの整理もつかないまま
2階に上がると、いつも彼女が水を飲む時に使っていた
プラスティック製の小さなカップが目に入りました。


そのカップにはもう水が注がれることない…

そう思った時、まるで堰を切ったように涙が溢れて止まらなくなりました。

その時、僕は、自由になりたい!痛烈にそう思いました。

それまでは「仕事は嫌だ」と口で言ってはみても、
本気で「この生活を変えよう」とまでは思っていませんでした。


「忙しいけど、収入だってそこそこいいし、まんざらでもない」
無意識的にそう思っていたのかもしれません。

でも、このままではいけない、何かが違う・・・

 


ポーはそれを自分の命を賭して教えてくれました。


僕は、ポーの最後を看取ることができませんでした。


僕の場合、幸いスグに帰宅することを許される状況でしたが、
職場によっては「飼い犬の死」を理由に帰宅することは許されないかもしれません。


っていうか、職業、職場によっては「親の死に目」にも会えない、
そういうことですら十分普通に考えられるわけです。


ルールは会社側が決めるものです。


雇われている以上、会社が決めたルールに従うよりほかはありません。


従えないなら、やめて他社に行くか、自分で起業するか、ふたつにひとつ・・・

色々悩んだ末に、起業を決意

『自分のルール』が適用される世界。

『大切なもの』を何よりも優先することができる世界。

そんな世界で生きていきたい。

本気でそう思いました。だから、僕は起業することを選びました。

それまで、起業しようなんて1mmも思ってもいませんでした。

僕の場合、最初は副業からスタートしましたが、
当初はなにをやっても思うように稼げませんでした。

そもそもアフィリエイトに辿り着くまでにもけっこう長いことかかってますし(汗)
輸入転売、オークション、せどりなどの物販系ビジネスをやってみたり、

アフィリエイトを知ってからも、すぐには稼げませんでした。

中身がうっすい高額塾にも3つ入りました。

貯金は日に日に目減りし、焦りはつのる一方・・・

ほんと、何度あきらめようかと思ったことか・・・

だけど、今は、あきらめずにやり続けていて良かったと思います。

続けていたからこそ、今の手法を教えてくれたメンターに巡り会えたわけです。

彼に教わるようになってから、信じられないスピードで結果が出始めました。

彼と出会ってなければ、今もまだコテコテのノウハウコレクターのまま、
会社員をやってたと思います。


メンターとの出会から6ヶ月後、 僕は、起業しました。


振り返ると、起業してからずいぶんの月日が過ぎ、
『あの日』は、ドンドン過去のものになっていきます。


僕は、このブログやメルマガで

「雇われている以上、僕が考える自由は得られない」

「好きなことで稼げないなら、好きなことより、まず稼ぐこと」

「お金が全てではない、だけどお金がないと大切な人を守れない」

「会社に命を委ねてる限り、大切な人と一緒にいてあげたい時にいられない」

「お金がないと、お金があれば救える命を救えない。」

だから、会社に頼らないで自分の力で稼げるようになりましょう。

と、ことあるごとに繰り返し言っています。

その根底には『あの日』の体験があるのです。

もう、二度とあんな悲しく、そして悔しい想いはしたくありません。

同時に、これを読んでくれているあなたにも、こんな悲しくて悔しい体験はして欲しくないと強く思うわけです。

今は、自分のルールで生きています!

自分が大切だと思うことを何の躊躇いもなく、最優先して選択できるようになりました。

自分のルールは自分で決めて、決めたように行動する。

僕が考える「自由」って結局こういうことなんです。

世間が決めた「幸せ」の定義なんてどうでもいい。

自分が決めた「幸せ」のルールの沿って生きていきたい。

ただ、それだけのこと。

好きな時に旅行に行ったり、

思い立ったら家族と美味しいもの食べに行ったり、

身内が病気になってしまったら、ずっとそばにいてあげられる・・・

ただ、それだけのこと。

これは、僕の起業するきっかけのお話でしたが、
根っこに強い意志があれば、大抵の困難は越えられるものです。


僕が起業しようとした時、周りは応援してくれる人ばかりではありませんでした。

むしろ心配のあまり、反対する人が多かったです。

でも、今は起業して本当に良かったと思っています。

あなたの夢って何ですか?

その夢には、あなたのどんな想いが込められていますか?

その想いを実現するために、あなたは行動してますか?

くじけそうになったら、最初の想いに立ち返ってください。

その想いがある限り、必ず越えられるはずです。

あなたも、行きませんか?

会社に縛られないで、自分らしい生き方ができる世界へ。

新世界への入口は、こちらをクリック!
(プレゼント付き無料メルマガ)

 


 

気になること、聞きたいこと等ございましたら、
こちらから気軽にお問い合わせください。
(どんな些細なことでも結構です)

あなたのお名前(ニックネームOK)とメールアドレスは必須です。

必ず入力してください。

タイトルなんかはすっとばしていただいて構わないので、
本文に内容を入力し、送信ボタンを押してください。

※必ず48時間以内に返信いたします。
万が一返信がない場合は、遠慮なく催促してください(^O^)

お問い合わせは、こちらからどうぞ。

※必須 この内容でお間違いがなければ、こちらにチェックを入れてご送信ください。(確認画面は表示されません。)

↑ 送信ボタンをポチッと押してください。